講習会に大阪への移動

朝から会社で開催されたトヨタの生産管理に関する講習会というものを聞いてきた。
まぁ、元トヨタのお偉いさんが栃木にある工場に来まして、その講習会を全国の工場にテレビ中継するものなんですが、正直電機業界の、しかもシャープかよって見下した言い方にしか聞こえなかった。なんとかオブラートに包もうとして話してんだけど、もうね、地が出るとすぐ解りますね。
まぁ、トヨタにしてみれば格下は格下なんすけどね・・・。
で、内容については理想な生産管理論で、それを生産現場の全担当者が実践していけばどんな状況にも対応出来ますって感じだった。
私は思うのですが、それはバブル全盛期以前の誰もが仕事に対して熱意のある時代、自分の成果を誇っていた時代の人に対しての話だと思うわけですよ。
正直、現状生産現場で働いている人達は、年齢が高年齢層と、若年層に分かれていて、高年齢層は「もうすぐ定年だから流せばいいや」と仕事してて、低年齢層は「適当に流していざとなれば辞めればいいや」って感じの考え方なんですよね。実際、年に2回業績評価を行う為にインタビューしている管理職の感想なんですが。
そうなると、どうやって仕事に対して熱意を持ってもらえるのかってのがあるわけなんですよな。そこら辺については全く講習会では出てこなかったですよ。よっぽどトヨタの現場担当者は優秀なのか。
それに職場環境の変化もありますよね。自分の失敗の引継ぎで残業させるにも組合に「無理やり残業させられた」とか言ったり、考え無しの奴の考え方だと「労働基準に反してる」とか意味解らずに言ってるし。そんで新聞投稿とか勝手にやって、騒ぎ大きくしたりな。メディアも恰好のネタだと飛びつくしねぇ。そんな状況じゃ、管理職の方が規則に縛られてる感じです。
とまぁ、現代社会(シャープだけかも知れんが)においては、システムの前に人なんだと再認識した講習会だったですよ。理想のシステムなんぞ何年も前から解ってるんだから。
 
で、講習会終了後はアパートに帰って、代替機のHDレコーダーからDVD−RWにデータを移す作業を行ってました。
この為に買った分のDVD−RWくらい、サービスに代金請求しても良いだろかな、本当。あとでこっそり給料下げられると嫌なんで我慢するか。
月曜日に修理が終わったといわれるレコーダが帰ってきますよ?本当に治ってたらいいね・・・。